コマツ、米国鉱山機械のジョイ・グローバルを買収

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コマツは、米国完全子会社であるコマツアメリカが、露天掘りと坑内掘り向け鉱山機械の製造・販売・サービスを行う米国ジョイ・グローバルを買収することで合意したと発表した。

コマツでは主要事業である鉱山機械事業の体制を大幅に拡充するため、ジョイ・グローバルを約3036億円で2017年中に買収する。

ジョイ・グローバルは鉱山機械事業で100年以上の歴史を持ち、コマツがこれまで保有していなかった超大型の露天掘り向け鉱山機械や坑内掘り向け鉱山機械を製造・販売・サービスする年間売上高31億7200万米ドル(約3330億円)のグローバル企業。

コマツの鉱山機械事業は、1921年の創立時から始まり、1990年代以降に競争力のある鉱山機械メーカーや代理店などの買収を積極的に行ったことで、現在の事業規模は約4500億円。これまで事業の対象は、露天掘り向けのみで、中でも一定の大きさを超える超大型の露天掘り向け積み込み機械はカバーしていなかった。

コマツはジョイ・グローバルの買収により、超大型の露天掘り向け鉱山機械と坑内掘り向け鉱山機械などを新たに製品ラインナップに加える。同時に、両社の直接販売・直接サービス体制を統合して強化する。更に、品質と信頼性を重視するコマツとジョイ・グローバルのモノ作り技術を融合するほか、両社の強みであるIoT(モノのインターネット)を活かし、露天掘り、坑内掘り向け鉱山機械をコマツの鉱山管理システム上でつなげ、機械の稼働最適化、遠隔操作、無人化を進める。

《レスポンス編集部》

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