テスラ、米メディアに反論…「自動運転機能の無効化は理解できない」

自動車 テクノロジー 安全
テスラモーターズ イーロン・マスクCEO(資料画像)
テスラモーターズ イーロン・マスクCEO(資料画像) 全 3 枚 拡大写真

米国で、自動運転中に起きたとされる死亡事故が問題になっているテスラモーターズ。同社に対して米国の有力消費者誌が、自動運転機能を一時的に停止するよう求めた件について、イーロン・マスクCEOが反論している。

これは7月20日、テスラモーターズのイーロン・マスクCEOが発表した「マスタープラン パート2」の中で、明らかにしたもの。マスタープラン パート2は、同社の今後の方向性を示した計画。

このマスタープラン パート2において、同CEOは、「一部の人々が呼びかけているテスラの自動運転機能を無効化することは、このシステムの名称の元となった飛行機のオートパイロット システムを無効化するのと同じくらい、理解できないこと」と、『コンシューマー・リポート』誌に反論している。

またマスクCEOは、テスラが現段階で部分的な自動運転技術を、搭載に踏み切った理由を説明。「最も重要な理由は、それを正しく使った場合、人間が運転するよりもかなり安全性が向上するからだ」と述べ、「単にメディアの論調や法的な責任を恐れてリリースを遅らせることは、道徳的に許されることではない」と語った。

テスラ車に搭載される自動運転機能を、停止する意思のないことを示したマスクCEO。同CEOは、「世界中のテスラ車の実走行から学び、人が運転するよりも10倍安全な自動運転機能を開発していく」と宣言している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  2. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る