特殊車両通行許可審査システムの運用を再開

自動車 社会 行政
特殊車両通行許可審査システム(サイト)
特殊車両通行許可審査システム(サイト) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、プログラムミスによって運用を停止していた特殊車両通行許可審査システムを7月27日にシステムを再開した。

特殊車両許可の簡素化制度を利用した申請に係る大型車誘導区間の通行条件の算定結果を出力する際、他の申請者の申請書が同時に出力されるという事象が確認されたため、7月6日から出力を停止していた。

簡素化制度利用登録者全てに誤出力の有無を確認した結果、48社の申請書が誤出力されていたことを確認した。誤出力されたデータが残っている場合には、データの消去対応を行うとともに、申請書が誤出力されていた企業に対して謝罪した。

2015年度、算定結果帳票の出力機能を追加した際、システム内のファイル作成に係る処理番号が、作成済みの申請書の処理番号と重複した場合、古いファイルが削除される設定となっていることにより、新旧2つのファイルが結合して誤出力されるプログラムミスが発生した。プログラムミスの改修作業を進めてシステムを再開した。

国交省では、制度改正に伴うプログラム変更時における事前チェック(影響評価及び動作試験・確認の徹底)の強化を図るなど、再発防止を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る