三菱自動車が発表した2016年上半期(1~6月)の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同期比10.6%減の55万4521台と2年連続で前年実績を下回った。
国内生産は同8.1%減の29万1138台で3年連続のマイナス。海外生産も同14.2%減の26万3383台で2年連続のマイナスとなった。
国内販売は同14.4%減の4万5738台で2年連続のマイナス。登録車は同15.8%増の2万1926台と好調だったが、軽自動車は、4月に発覚した燃費データ不正問題による主力車種販売停止が響き、同31.0%減の2万3812台と大幅減となった。国内シェアは0.2ポイントダウンの2.0%となった。
輸出は同4.3%増の20万5077台で3年連続のプラス。北米向けが大きく数字を伸ばした。