リンカーン中国販売、3倍の大幅増…上半期で2015年通年超え
自動車 ビジネス
海外マーケット

フォードモーターは2012年8月、リンカーンブランドの中国進出を発表。2014年後半の販売開始に向けて、ディーラーネットワーク開拓などの準備を進めてきた。
2014年4月には、中国北京市にブランド情報発信基地として、「リンカーンスペース」をオープン。さらに秋には、中国主要7都市に、8ディーラーを開業し、販売活動を開始。その後、中国全土の50都市に、60のディーラーネットワークの整備を目指す。
2016年上半期の中国新車販売台数は、前年同期のほぼ3倍となる1万2450台。小型クロスオーバー車の『MKC』をはじめ、中型SUVの『MKX』、フルサイズSUVの『ナビゲーター』、中型セダンの『MKZ』が支持を集める。
リンカーンは初の年間を通してのフル販売となった2015年、中国で1万1630台を販売。同ブランドは、「2016年上半期の販売台数が、すでに2015年通年を上回った」とコメントしている。
《森脇稔》