フランスの自動車大手、ルノーグループは7月28日、2016年上半期(1~6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、上半期のグループ全体の売上高は251億8500万ユーロ(約2兆9265億円)。前年同期の221億9700万ユーロに対して、13.5%の増加となった。
このうち、自動車事業の売上高は、240億7800万ユーロ(約2兆7980億円)。前年同期の210億6500万ユーロから、14.3%増えている。
また、上半期の営業利益は、15億4100万ユーロ(約1790億円)。前年同期の10億9600万ユーロに対して、40.6%増の大幅な増益となった。新型車の販売好調が、利益を押し上げた形。
上半期の世界新車販売は、156万7720台。前年同期比は13.4%増と、上半期としては3年連続で前年実績を上回った。ルノーのカルロス・ゴーン会長兼CEOは、「上半期の業績は、我々の戦略の正しさを示すもの」とコメントしている。