三菱重工業は、2016年4~6月期(第1四半期)に、三菱自動車の持分法による投資損失188億8000万円を計上したと発表した。
三菱重は三菱自を持分法適用会社としているが、燃費不正事件の影響で三菱自の第1四半期業績が当期赤字となるなど、悪化したため。三菱重は、三菱自を含む全体の持分法による投資損失合計207億5800万円を計上した。
また、三菱自の株価が大幅に下落したため、三菱自株式の評価損を579億9900万円を計上した。
三菱重は、三菱自が日産自動車と資本提携で基本合意したことから、第2四半期から三菱自を持分法適用会社から除外する予定。