昭和シェル石油は、2016年6月中間期(1~6月期)の連結業績見通しを上方修正した。
想定より石油製品マージンの低迷や太陽光発電所販売の遅れによる減益が見込まれるものの、原油価格が想定価格よりも上昇したことに伴う棚卸資産評価の影響額の増加による増益効果によって利益が前回予想を上回る見通しとなった。
営業利益は前回予想より96億円増の156億円、経常利益が72億円増の132億円、四半期損益は40億円の赤字を見込んでいたが52億円の黒字となる見込み。
売上高は前回予想より115億円増の8515億円を予想する。
棚卸資産の評価影響を除いた経常利益相当額は160億円程度を見込む。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。