【エンディング産業展16】オーテック、NV350で葬儀市場の開拓を狙う

自動車 ビジネス 国内マーケット
エンディング産業展2016に出展したオーテックジャパンのブース
エンディング産業展2016に出展したオーテックジャパンのブース 全 1 枚 拡大写真

葬儀に関する設備・機器など集めた展示会「エンディング産業展2016」に昨年に続いて出展したのが、日産自動車の子会社、オーテックジャパンだ。展示した車両は『NV350キャラバン』で、葬儀場の送り迎えの車として使ってもらいたいとのことだ。

NV350は最大14人乗りのマイクロバスで、幼稚園児の送り迎えをはじめ、いろいろ場面で送迎用の車として利用されてきた。それを葬儀の際にも利用してもらおうというわけだ。そのために、少し改良を行っているそうだ。

「葬儀の送迎用となると、どうしても高齢者が多くなるので、乗り降りしやすいように手すりとステップを日産独自で開発してつけました。日産にもこういう車があるんだということを葬儀業界の人に知ってもらいたかった」とオーテックジャパン関係者は話す。

実はこの業界は圧倒的にトヨタ自動車の『ハイエースワゴン』が強く、文字通り独壇場の様相を呈している。個人的な話で恐縮だが、今週遠戚の葬儀に出席するため、送迎車に乗ったが、用意された3台はいずれもハイエースワゴンだった。

オーテックとしてはその牙城を少しでも崩すために、今回もエンディング産業展に出展したわけだが、今後もいろいろな機会を通じて葬儀関係者にNV350キャラバンの良さを訴えていくそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  4. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  5. ハイエースが「移動リビング」に変身!カロッツェリアで車内体験を格上げする最短ルートPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る