ホンダの国内営業部門を担当する寺谷公良執行役員(日本本部長)は8月25日、都内で開いた新型『NSX』の発表会場で、日本の受注はまず、同日から9月上旬まで200台の枠で行うと明らかにした。
日本の販売計画は納車が始まる2017年2月下旬から、初年度で100台と公表されており、まず、2年分の受注を受け付けることになる。ホンダは系列四輪販売店のうち、訓練を受けた整備士や一定の設備がある127店を「NSX パフォーマンスディーラー」と認定しており、ここで受注する。
寺谷氏は、9月上旬までの間に200台の枠は「おおむね一杯になるだろう」との見通しを示した。同氏によると米国での専門工場での生産は「1日5台から8台」という。そのなかでの日本の割り当てなので、枠を増やすのは容易ではなく、購入希望者には「狭き門」となりそうだ。