ブガッティ最強1500馬力、2億超えの シロン …受注200台突破

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ブガッティ シロン
ブガッティ シロン 全 6 枚 拡大写真

フランスの高級スポーツカーメーカー、ブガッティは8月19日、米国カリフォルニア州で開幕した「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、『シロン』(Chiron)を米国初公開。同時に、同車の受注状況を明らかにした。

3月のジュネーブモーターショー16でワールドプレミアされたシロンは、『ヴェイロン』の後継車。ヴェイロン同様、世界で最もパワフル、最速、最もラグジュアリーかつエクスクルーシブな量産スーパーカーを目指して、誕生した。

そのハイライトは、ミッドシップに搭載される新開発の8.0リットルW16気筒+4ターボ。新たに2ステージターボ化されており、最大出力1500hp/6700rpm、最大トルク163kgm/2000-6000rpmを獲得する。ヴェイロンの最大出力1200hp、最大トルク153kgmに対して、300hp、10kgm強化された。

トランスミッションは7速デュアルクラッチ「DSG」。駆動方式は4WD。シロンは、0-100km/h加速2.5秒、最高速420km/h(リミッター作動)という世界最高峰のパフォーマンスを実現する。

今回ブガッティは、ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリングにおいて、シロンの受注台数がすでに200台を突破したことを明らかにした。ブガッティは、「北米は最も重要な市場のひとつ。シロンの受注のおよそ30%は米国」とコメント。

生産を終了したヴェイロンは、クーペボディが300台の限定生産だった。シロンも、これに近い台数の限定生産車になると見られている。すでに200台以上の受注を獲得した事実から判断すれば、価格が240万ユーロ(約2億7000万円)のシロンが完売する日も、それほど遠いことではなさそうだ。

《森脇稔》

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