外国船舶の津波対策---避難マニュアルの外国語版を策定

船舶 行政
船舶津波避難マニュアル
船舶津波避難マニュアル 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、日本に寄港する外国船舶における津波対策を推進するため、船舶津波避難マニュアル「津波対応シート」の外国語版を策定したと発表した。

津波対策について、国交省では東日本大震災後、船舶の津波避難対策を検討してきた。この結果を踏まえ、2014年3月に策定した「船舶運航事業者における津波避難マニュアル作成の手引き」に続き、昨年6月には「モデル的なマニュアル(簡易マニュアル様式)」を公表したほか、7月に公表した「津波対応シート」を活用し、広く日本の内航・外航船舶の海運事業者に対してマニュアル作成を働きかけてきた。

「津波対応シート」は、船舶が津波対応行動をとる上で必要最小限の重要なポイントをまとめたもの。今回、日本に寄港する外国船舶においても津波対応を円滑に実施できるよう、「津波対応シート」の外国版を策定した。

「津波対応シート」の外国語版として、英語版に加え、英語が苦手な一般船員も理解できるよう中国語版、韓国語版、ロシア語版、スペイン語版も策定した。その内容は、日本語版と同様、各船舶の運航状況に合わせて改良し利用できるものとなっている。

「津波対応シート」の外国語版については、国土交通省のホームページに掲載する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  3. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  4. 「ゴツい見た目に、爽やかなブルーは反則」新型トヨタ『セコイア』発表で高まる日本導入への期待
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る