スピード違反摘発で官房長官に励まされる…鶴保沖縄・北方担当相

自動車 社会 社会
鶴保庸介沖縄・北方担当相
鶴保庸介沖縄・北方担当相 全 1 枚 拡大写真

鶴保庸介沖縄・北方対策相は6日までに、運転中に制限速度を40km/h超える速度超過で大阪府警の摘発を受けたことを、菅義偉官房長官に初めて報告した。

「(菅官房長官には)これを受けてしっかりがんばってくれ、と言われた」と、大臣としての職務に影響のないことを強調した上で、鶴保氏はこう猛省した。「何を問われようとも、私自身に責任があるのは事実なので、再発がないように深く反省をして努力していきたい」。

違反した時期は大臣就任前だが、摘発を知った後に大臣に就任、その時は知らせなかった。内閣を揺るがすほどのものではないが、交通違反の中では軽いものではない。鶴保氏の中でも大過なくやり過ごしたい気持ちがあっただろう。

鶴保氏と同じように微妙な立場なのが警察庁だ。警察庁は少なからぬ懸念の声がある中で、高速道路など制限速度の引き上げを検討している。

松本純国家公安委員長は「個別の取締りは国家公安委員長として答えることは差し控えたい」としながらも、こうコメントした。「警察では法令に違反する行為があったときは、法と証拠に基づき厳正に対処するものと承知している」。

国家公安委員長は、全国の都道府県警察を束ねる立場の警察庁の実質的なトップだ。現職閣僚のスピード違反が水を差すことにならないように。そう願ったのは鶴保氏だけではなかった。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  2. [VW ゴルフ 50周年]重量増加スパイラルに逆行した第7世代
  3. 【ジープ ラングラー 4xe 新型試乗】ラングラーがまぁ静かになっちゃって…中村孝仁
  4. トヨタ『4ランナー』新型...最新技術と高い耐久性の両立[詳細画像]
  5. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  6. トヨタ『GRカローラ』は『GRヤリス』とは異なるスタンス…4月の試乗記まとめ
  7. ダムドが伊・OZ Racingとコラボしたネオクラシックホイール「Rally Racing 4×4」の受注を開始
  8. 全長100メートルのジャンボこいのぼりと名車がコラボ…第12回KAZOクラシックカーフェスタ
  9. 初代レオーネクーペや4WDのエステートバンなど…2024年春季スバルレオーネオーナーズクラブ渡良瀬ミーティング
  10. トヨタ『カムリ』新型...ベストセラーはどこが新しくなったか?[詳細画像]
ランキングをもっと見る