【全日本模型ホビーショー16】ファインモールド、ノモンハン事件に投入された「九五式軽戦車」などを展示

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1/35「帝国陸軍 九五式軽戦車[ハ号] ノモンハン」
1/35「帝国陸軍 九五式軽戦車[ハ号] ノモンハン」 全 18 枚 拡大写真

ファインモールドは、ノモンハン事件に投入された「九五式軽戦車」と関東軍の歩兵、軍用4輪駆動車「くろがね四起」を全日本模型ホビーショーに出品。同社らしい細かな再現がなされていた。

1/35「帝国陸軍 九五式軽戦車[ハ号]ノモンハン」は、九五式軽戦車の北満型を新金型追加によってリニューアルしたものだ。中国大陸でコーリャン畑を横断走行する際、畑にはまり込まないよう転輪間に小型の補助転輪を設置したタイプで、そうした細かなところまで再現している。2016年10月下旬発売予定、価格は4000円(税別)。

これに合わせ、ノモンハン事件における日本陸軍兵士もプラモデル化。1/35「帝国陸軍歩兵[関東軍1939]」として2016年11月に発売される予定だ(価格は税別2000円)。3Dスキャンを用い、戦時中の平均身長である160cmの体型を立体化したという。物陰から状況をうかがう兵士や射撃中の兵士など、戦闘中の兵士を臨場感豊かに再現している。

もうひとつ注目されたのが、1/35「帝国陸軍 九五式小型乗用車 くろがね四起」。劣悪な道路事情の中国大陸や東南アジア方面などで良好な走破性を発揮した、日本初の国産実用四輪駆動車をキット化したものだ。今年レストアされて話題となった実車を綿密に取材したという。

展示されていたのは、3Dプリンタで出力した乳白色のモックアップ。複雑な曲線構成のフォルムや3人乗りの車内、更に車体下部の複雑な構造などが忠実に再現されていた。防塵眼鏡装備の陸軍歩兵の立像が1体付属する。2016年12月発売予定、価格3000円(税別)。

《嶽宮 三郎》

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