小田急・メトロ直通の臨時特急『メトロもみじ』運行 11月に計5日間

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『メトロもみじ号』で使用される小田急60000形「MSE」。今年は11月の計5日間運行される。
『メトロもみじ号』で使用される小田急60000形「MSE」。今年は11月の計5日間運行される。 全 2 枚 拡大写真

小田急電鉄と東京地下鉄(東京メトロ)は10月11日、秋の行楽シーズンにあわせ、臨時特急ロマンスカー『メトロもみじ号』を11月に運行すると発表した。東京メトロ千代田線の北千住駅(東京都千代田区)から小田急線の小田原駅(神奈川県小田原市)まで直通する。

発表によると、今期の運行日は11月19・20・23・26・27日の計5日間。運行時刻は往路が北千住8時06分発~小田原9時57分着、復路が小田原15時50分発~北千住17時44分着になる。途中、大手町・霞ヶ関・表参道・成城学園前・町田・本厚木・伊勢原の各駅に停車する。車両は小田急60000形電車「MSE」の6両編成を使用する。

また、11月26・27日に運行される『メトロもみじ号』の車内では、大山阿夫利神社下社(神奈川県伊勢原市)で「もみじ汁」を無料で食べられる引換券が乗客に配布される。配布は町田駅の発車後から本厚木駅到着までの間に行われる予定だ。

小田急の特急ロマンスカーは現在、7000形電車「LSE」22両(11両連接編成2本)と30000形電車「EXE」70両(6両編成7本と4両編成7本)、50000形電車「VSE」20両(10両連接編成2本)、60000形「MSE」42両(6両編成5本と4両編成3本)で運転されている。このうち地下鉄への乗入れに初めて対応した「MSE」は、2007年から2015年にかけて製造されており、2008年から千代田線への直通特急として運行を開始。一時は有楽町線にも臨時列車として乗り入れた。

地下鉄乗入れに対応していない車両のうち、「LSE」は1980年から1983年にかけて44両(11両連接編成4本)が製造されたが、既に2本が引退。残る2本も製造から30年以上が経過している。1996年から1999年にかけて製造された「EXE」も、最初の編成の登場から20年が過ぎており、今後の動きが注目される。

《草町義和》

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