【技能五輪16】豊田自動織機、電気溶接職種で金メダル獲得

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
金メダルを獲得した笠城選手
金メダルを獲得した笠城選手 全 1 枚 拡大写真

豊田自動織機は、10月21日から24日まで、山形県の総合運動公園を含む県内14会場で開催された「第54回技能五輪全国大会」の7職種に出場し、「電気溶接」職種で笠城絢也選手が金メダルを獲得した。

技能五輪全国大会は青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会で、1963年から開催されている。2016年の全国大会には、41職種に47都道府県から約1300名が参加し技を競い合った。

笠城選手が出場した電気溶接は、電気的な放電現象を利用し、金属を接合する技能で、自動車・発電設備・橋梁・ビル建築物・家電製品など、あらゆる工業製品の製作を支えるモノづくりの基幹技能。選手は4時間25分の競技時間内に4つの課題を、TIG溶接(交流・直流)・被覆アーク溶接・半自動アーク溶接で製作し、寸法精度、製品概観、X線透過試験結果、圧力試験結果等を競う。

金メダルを獲得した笠城選手は、2017年10月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催される第44回技能五輪国際大会に、日本代表として出場する。

豊田自動織機からは7職種に笠城選手を含む13選手が出場し、「電気溶接」職種で金メダルと銀メダル、「構造物鉄工」職種で銀メダルと敢闘賞、「機械組立て」職種で銀メダルと敢闘賞、「機械製図」職種で銅メダル、「メカトロニクス」職種で敢闘賞を獲得した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る