JR四国、西佐川駅の駅舎を町に譲渡…住民の交流スペースに

鉄道 企業動向
土讃線の西佐川駅。駅舎を譲り受けた佐川町が改修する。
土讃線の西佐川駅。駅舎を譲り受けた佐川町が改修する。 全 2 枚 拡大写真

JR四国はこのほど、土讃線西佐川駅(高知県佐川町)の駅舎を佐川町に譲渡した。佐川町は駅舎を改修した上で活用する。

JR四国と佐川町の発表によると、佐川町が耐震化を含めた駅舎の改修を実施。事務室があった部分を中心に観光協議会の事務室を設けるほか、切符売場があった部分を中心に地域住民向けの交流スペースを設ける。待合室の脇には多目的トイレを整備する。

佐川町内には土讃線の駅が五つある。このうち西佐川駅は、2010年9月に駅員のいない無人駅になっている。1日の利用者数(乗車)は2015年度で299人。

JR四国は2015年、維持費の軽減策として現在の駅舎を撤去し、トイレを設けない小規模な待合施設を新たに整備する方針を佐川町に示した。その一方、同町が活用することを条件に、駅舎を無償で提供する考えも同時に示していた。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VWの小型SUVクーペ『ニーヴァス』、スポーティな「GTS」誕生
  2. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  3. ルノーが新型フルハイブリッドを発表、燃費を最大40%向上させる
  4. マッドスタータイヤ、新サイズ追加で軽自動車市場拡大へ 5月下旬から発売
  5. BYD初のステーションワゴン発表、PHEVの『シール 06 DM-iワゴン』
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  2. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  3. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る