EVテスラの「ソフトウエア8.0」、自動運転機能も進化

自動車 テクノロジー ITS
テスラ・モデルS
テスラ・モデルS 全 1 枚 拡大写真

米国のEVメーカー、テスラモーターズが11月1日に配信した更新プログラム、「ソフトウエア8.0」。自動運転機能もアップデートされている。

自動運転機能の大きな改善点としては、ドライバーに手をハンドルに置くよう促すなど、オートパイロット機能の起動中でも、ドライバーが運転に集中するようにした点が挙げられる。

ドライバーが注意を無視してハンドルから手を離すと、オートステアリングは無効に。停車するまで使用できなくなる。オートステアリングを再び使用するには、車のシフトを一度パーキングに入れる必要がある。

また、オートパイロットの導入当初から、オートステアリングは、隣の車線内に他の車両を検出すると、自分のいる車線内で自分の位置を調整。今回のソフトウエア8.0では、オートステアリングはカメラからの情報を使用して、もっと早い段階で位置調整を開始するように進化した。テスラによると、停止と発進が多い交通状況では、自動運転機能の反応がより良くスムーズになったという。

さらに、インパネに表示されている周囲の車両の進行方向が、よりわかりやすくなるよう、表示される車に角度が付けられた。 目の前にいる車をインパネに表示するほか、オートパイロットはレーダーを使用して、その車両のさらに前にいる車も、検知できるようになっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  3. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  4. フィアット『グランデパンダ』、ガソリンエンジン+6速MTを欧州設定…電動車以外の選択肢に
  5. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る