マクラーレン、「ハイパー GT」開発へ…3座のHVスーパーカー

自動車 ニューモデル 新型車
マクラーレンのハイパー GT の予告スケッチ
マクラーレンのハイパー GT の予告スケッチ 全 2 枚 拡大写真

英国の高級スポーツカーメーカー、マクラーレンオートモーティブのビスポーク部門、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)は11月16日、新型スーパーカーの『ハイパー GT』の開発計画を明らかにした。

写真:マクラーレンF1

ハイパーGTは、極めて精巧な技巧が込められたマクラーレン史上、最も豪華なモデル。そのハイライトは、3シートのレイアウト。名車、マクラーレン『F1』から、中央に運転席がある3シートのレイアウトが受け継がれる。

カーボンファイバー製ボディの「シュリンクラップ」デザインによる、流線型のエレガントな外観が特徴。跳ね上げ式のサイドドアが採用されるが、ハイパーGTでは、ドアの開口部が初めて、ルーフまで展開する。ハイパーGTの顧客は、MSOと連携して、オリジナルのビスポークカーを作り上げ、カラーや装飾、独自の個人向け装備を選ぶことができる。

また、ハイパーGTのパワートレインはハイブリッド。同社によると、マクラーレン車のなかでも屈指のパワーを持つという。

デザイン作業はすでに開始されており、2019年初めに1号車を納車するのが目標。マクラーレンオートモーティブのマイク・フルーウィットCEOは、「新コードネームBP23のハイパー GTは、長距離移動を想定したデザインでありながら、マクラーレンらしいドライバーと車との一体感が楽しめる。3人が乗車している状態でも高いレベルの快適性を備えており、長距離移動が可能」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
  4. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る