JFEスチール、世界最高強度の冷延ハイテンを開発…バンパーR/Fとして実用化

自動車 テクノロジー 安全
開発した冷延ハイテンを使用したバンパーR/F
開発した冷延ハイテンを使用したバンパーR/F 全 1 枚 拡大写真

JFEスチールは11月24日、1470MPa級冷延ハイテンを新たに開発し、バンパーレインフォースメント(バンパーR/F)として実用化したと発表した。常温で成形する冷間加工による自動車部品の強度としては、世界最高強度となる。

バンパーR/Fは、衝突時に乗員を保護する自動車前後部の部材で、衝撃を受けとめるために鋼板の高強度化が求められている。しかし、高強度化するほど成形加工が難しくなり、また遅れ破壊(プレス成形後の静的な脆性割れ)が発生する懸念も出てくることから、これまでは主に980MPa級ハイテンが使用されていた。

同社は、西日本製鉄所にある独自のWQ(水焼入れ)方式連続焼鈍プロセスを活用。WQ方式の高い冷却速度を利用して高強度化し、遅れ破壊の原因となる合金の添加を極限まで低減することで高強度と耐遅れ破壊特性を両立。冷間加工用の鋼板としては世界最高強度の1470MPa級冷延ハイテンを実現した。

同社は今後、実用化したバンパーR/Fだけでなく、ドアインパクトビームや骨格部品など、高強度が求められる他の自動車部品への展開も目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  2. 「グレード構成どうなる?」トヨタ『ハリアー』次期型に期待の声、SNSでは予想デザインにも反響
  3. スズキ、軽EV『eスカイ』今秋発売、気になる「求めやすい価格」[新聞ウォッチ]
  4. 三菱『アウトランダーPHEV』1万3226台リコール…ナビがおかしい
  5. VW『ゴルフ』改良新型専用、独エッティンガーのエアロパーツを日本導入…8月28日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
  5. 6歳でも150cmでもない?「ジュニアシート卒業」を見極める“5つのステップ”とは【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る