川崎汽船、タイ発豪州向け完成車輸送サービスを増強…メーカーの現地生産撤退に対応

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7500台積み新造自動車運搬船「ハワイアン・ハイウェイ」(参考画像)
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川崎汽船は、タイ出し豪州(オーストラリア)向け完成車輸送サービスを増強すると発表した。

豪州の自動車販売は好調に推移しており、今後も底堅い成長が見込まれている。一方で、豪州で販売される自動車は、トヨタ自動車など、自動車メーカー各社が相次いで撤退を決定、国内生産から輸入車へと大きく転換しており、豪州向け完成車海上輸送の需要拡大が見込まれている。

川崎汽船では、こうした完成車輸送需要に対応するため、豪州向け完成車輸送の大きな役割を担うタイ出し豪州向け航路で、従来の豪州東回り配船に加え、西回りの配船ルートを新規開設し、サービスを増強する。

西回りルートは毎月中旬と下旬の月間2便ペースでレムチャバン港を出発、フリーマントル、アデレードを経由してメルボルンに輸送する。

これにより、配船の高頻度化、輸送船腹の拡充、豪州主要各港への輸送日数短縮を実現し、豪州向け完成車輸送需要の拡大に幅広く対応する。

《レスポンス編集部》

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