川崎重工、ノルウェー向け自動車運搬船を引き渡し…二元燃料エンジン採用

船舶 企業動向
自動車運搬船 オート エナジー
自動車運搬船 オート エナジー 全 1 枚 拡大写真

川崎重工は、11月29日に中国南通市の南通中遠川崎船舶工程(NACKS)にて、ノルウェーのUECC(IOM)向け4000台積み自動車運搬船「オート エナジー」の引き渡しを完了した。

オート エナジーは、世界で初めて主機関および発電機機関に二元燃料エンジン(ME-GIエンジン)を採用した自動車運搬船の2番船。舶用燃料油(重油)の他、クリーンエネルギーとして注目されている液化天然ガス(LNG)を燃料として使用でき、国際海事機関(IMO)による各種排ガス規制に対応できる。

倉内はスペースを有効利用できる船体構造を採用し、標準車を3985台積載できるスペースを確保。また乗り込みデッキは、危険物を積んだ車両も積載できる。倉内に配置された10層のカーデッキの内、2層は可動式を採用。デッキを格納することで、2層分の高さを確保し、バスやトラック等の大型車を含む多様な車種の積載に対応する。

《纐纈敏也@DAYS》

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