【新聞ウォッチ】日産 ノート、「e-POWER」でロケットスタート…サニー 以来30年ぶりの快挙

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日産ノートe-POWER 《撮影 高木啓》 
日産ノートe-POWER 《撮影 高木啓》  全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年12月7日付

●日本読解力8位に低下、15歳国際学力調査、理数系は向上(読売・1面)

●NHK会長に上田氏、三菱商事副社長、常勤経営委員(読売・1面)

●日産ノート新車首位、11月「サニー」以来30年ぶり(読売・10面)

●エコカー減税対象8割、17年度与党税制大綱判明(読売・11面)

●カジノ法案成立へ、今国会開業は五輪後(毎日・1面)

●燃費2割向上駆動装置開発、トヨタ(毎日・6面)

●KDDI、ビッグローブ買収へ、顧客基盤強化、ニフティとも交渉(産経・10面)

●出光・昭和シェル相互出資、2割前後、合併へ先行(日経・1面)

●世界最大の家電見本市、ホンダ、10年ぶり出展(日経・12面)

●富士重、米国販売最高続く,来期、9年連続稼働率100%超を維持(日経・15面)

●ガソリン・灯油急騰、スポット価格、原油高が波及(日経・18面)

ひとくちコメント

日産自動車が11月2日に発売したばかりの改良新型『ノート』が、11月の車名別の新車販売台数でいきなり首位に躍り出たという。

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が発表したもので、新しいハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載したノートは前年同月の2.4倍となる1万5784台。2位のホンダの『N-BOX』を971台、3位のトヨタ自動車の『プリウス』よりも2451台上回った。

日産車が登録車として月間ベースでトップを獲得するのは、派生車を含む自販連の統計では当時、久米豊社長時代の1987年5月の『サニー』以来、実に29年6か月ぶりだそうだ。サニーは大衆車としてトヨタのカローラと首位を競い合った往年の名車だったが、ゴーン政権に入ってから車種の絞り込みで生産を打ち切っている。

このところ、国内の新車販売が低迷しているのに伴い、メディアの新車ランキングの記事も地味な扱いだったが、日産にとっては約30年ぶりの快挙となったことで、きょうの朝日が「日産車、30年ぶり月間首位」と、経済面のトップ記事として報じるなど、各紙もそれなりに取り上げている。

ただ、新車市場が伸び悩むなかで、11月のベストテンを見ても、入れ替わる車種も少なくない。例えば、ホンダは軽自動車のN-BOXが総合2位、9月に発売した新型『フリード』が7位だったが、主力車の『フィット』は10月に次いで圏外となり、総合順位では16位に後退している。

「e-POWER」がそんなにスゴイのか、ロケットスタートを切った新型ノートだが、追い風参考の瞬間風速に終わらずに、ランキングの“航続距離”をどこまで伸ばせるのかも注目したい。

《福田俊之》

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