国土交通省、型式指定審査での不正行為に関する内部告発窓口を設置

自動車 社会 行政
国土交通省
国土交通省 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、三菱自動車やスズキの燃費不正事件を受けて、自動車の型式指定審査における不正行為の通報窓口を設置すると発表した。

自動車の型式指定審査における燃費試験の不正行為を踏まえて設置した「自動車の型式指定審査におけるメーカーの不正行為を防止するためのタスクフォース」では6回にわたって議論し、外部有識者の意見を踏まえ、型式指定審査におけるメーカーの不正行為を抑止・防止するために必要な措置をまとめた「最終とりまとめ」が策定された。

タスクフォースにおける検討を踏まえ、国土交通省自動車局のウェブサイトに、自動車メーカーの開発・認証業務に係る不正行為の通報窓口を設置することにした。

三菱自動車では、若手社員が燃費の不正な測定方法について内部告発があったものの、会社側が対応しなかったケースが明らかになっている。

自動車の型式指定審査における不正行為に関する情報を持つ場合、通報窓口URLから通報様式をダウンロードして必要事項(通報者名、メーカー名、部署、不正行為に関する情報など)を記入した上でメールなどで通報してもらう。

通報者個人情報は厳重に保護するとしている。型式指定審査におけるメーカーの不正行為を抑止、防止するため協力を求める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る