ホンダは1月5日、米国ラスベガスで開催中のCES 2017において、VISAと共同開発中の「In-Vehicle Payment」システムを発表した。
In-Vehicle Paymentシステムは、ガソリンスタンドやコインパーキングなどで、車に乗ったまま支払いを行うことができる技術として、開発が進められているもの。
車載用のアプリをより早く実用化するため、2014年に米国カリフォルニア州のホンダ・シリコンバレー・ラボ内に立ち上げられたホンダのエンジニアとアプリ開発者が協業する場、「ホンダ・ディベロッパー・スタジオ」とVISAが共同開発している。
例えば、ガソリンスタンドで使用する場合、車内ダッシュボード中央のモニターで、給油量などが選択でき、画面上でカード決済が行える。
ホンダは、「悪天候時や夜間でも車から降りる必要がないため、安全に支払いを行うことができる」と、そのメリットについて説明している。