【佐野ニューイヤークラシックカーミーティング2017】コスモスポーツが大集結

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
コスモスポーツ
コスモスポーツ 全 28 枚 拡大写真

1月8日に栃木県佐野市で行われた「佐野ニューイヤークラシックカーミーティング」。今回は誕生50周年の特別企画として初代マツダ『コスモスポーツ』がずらりと並んだ。

【画像全28枚】

展示されたのは「コスモスポーツ・オーナーズクラブ」に所属する、関東近県から集まった8台。後に、前後期型のそれぞれシングルナンバー車両を含めた8台も加わった。

群馬から参加していたのは、1967年生産の前期型。フロントグリルが開口部の小さい縦スリット型というのが、すぐに見てそれとわかる特徴だ。オーナーによれば、L10A型エンジンをオーバーホールしているくらいでほとんどノーマル状態。現在の燃費は、市街地が7km/l、高速で13km/lという。当初のロータリーは意外にも大食いではなかったのである。

後期型で埼玉からの参加は1969年型。大きなフロントグリルを始め、ホイールベース・トレッドの拡大、トランスミッションの5速化、タイヤの14→15インチ化、ヘッドレストの新設など、かなりの変更が見て取れる。性能的にはエンジンのパワーアップ(110ps→128ps)により最高速度は185km/hから200km/hへと高性能化。この個体は低速からも吹け上がるようエンジンに手が入れられており、全国各地のラリーやヒルクライムなどに参戦しているという。

また、1968年に当時の西ドイツで行われた耐久レース「マラソン・デ・ラ・ルート」参戦車のレプリカも展示され、その派手な外観が目立っていた。

更に、2代目に当たる『コスモAP』2台の姿も。こちらも前後期型が揃い、ヘッドランプやテールランプなどの違いが見て取れた。後期型は通称『プログレスコスモ』と呼ばれる。この個体は東洋工業60周年記念特別限定車として販売された300台のうちの1台という希少車で、オリジナル性も高かった。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る