【東京オートサロン2017】 KYB、交換用ショックアブソーバーを展示

自動車 ニューモデル モーターショー
NEW SR SPECIAL
NEW SR SPECIAL 全 4 枚 拡大写真

ショックアブソーバー、いわゆるダンパー国内最大手のKYB(元カヤバ)は、東京オートサロン2017において、交換用ショックアブソーバーのラインナップを展示している。

純正品として新車装着されているブランドというイメージが強いが、その分交換部品としての安心感がある。展示されているラインナップは、純正形状の3種類。まず、純正相当品としての「NEW SR SPECIAL」。担当者によると、「強度や耐久性の点は純正納入品そのままに、走る、曲がる、止まるがグレードアップします。減衰力を2-3割アップしています」とのこと。車検時などに、信頼性は落とさず走行性能をリフレッシュするのにぴったりのシリーズだ。

そしてローダウン対応シリーズの「Lowfer Sports」については、「ローダウンスプリングとダンパーをセットで開発、テストしています。個別に買うこともできますが、セットのほうが性能的にも、価格的にもオススメです。」とのことだ。ダウン量は「車種にもよるが2-3cm程度」とのこと。

ローダウンスプリングは安価だが、ダンパーをそのまま使う場合、ケース長も減衰力もそのままなので、ストロークが不足する。そうなると、底付きしてバンプラバーに当たってしまい、乗り心地が悪化することがある。できればセットで導入したところだ。

最後に、減衰力調整機能付きの「Extage」シリーズ。こちらは、全体のバランス、質感にこだわったチューニングがされたハイグレードなシリーズとのこと。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  4. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る