シャークフィンアンテナを巡る特許侵害訴訟、原田工業とヨコオが和解

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原田工業は、同社の低背型車載用アンテナ(シャークフィンアンテナ)の特許に侵害しているとしてヨコオを提訴していた問題で、和解が成立したと発表した。

原田工業は2012年10月に、高さ70mm以下のアンテナケース内に配置したアンテナ、アンテナコイル、アンプにより180mmのポールアンテナ相当のラジオ受信性能を実現する「LPA」(シャークフィンアンテナを含む低背型車載用アンテナ製品群)の特許に侵害しているとして、東京地方裁判所に提訴。

2015年8月には、アンテナベースの一部を絶縁ベースとするとともに、絶縁ベース上方に所定の条件でアンテナを配置することで、低背型アンテナ特性を向上させる技術でも、特許に侵害しているとして東京地裁に提訴した。

東京地裁は原田工業の主張を支持、その後、ヨコオは知的財産高等裁判所への控訴するとともに、特許庁に無効審判を請求していた。

原田工業は、裁判所から提示された和解案が、主張が支持された一審判決に沿う内容で、訴訟開始当初の目的が達成されると考えられることから、和解を受け入れることにしたとしている。

和解成立によりヨコオは、原則として今回の訴訟の対象となった「LPA」の技術的範囲に属する製品の製造販売を行うことができない。既に販売した製品など一部例外的に原田工業が許諾した製品についてのみ、製造販売を継続できることとなる。また、ヨコオは解決金を原田工業に支払う。

《レスポンス編集部》

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