『君の名は。』韓国で日本映画歴代1位の動員数に---「ハウル」抜き305万人

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「君の名は。」韓国で日本映画歴代1位に 「ハウル」抜き305万人動員の新記録
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2016年8月26日の公開以来大ヒットを続けている『君の名は。』が、このたび韓国での観客動員数が305万人を超え、同国における日本映画の歴代新記録を樹立したことが明らかになった。

同映画は国内においても、公開から2017年1月22日までの150日間で1,815万人以上を動員し、235億円を超える興行収入を記録している。またアジア圏の週末映画ランキングにおいては、日本・台湾・香港・タイ・中国・韓国の6冠を達成しており、そのうち中国・タイ・台湾については現地で公開された邦画の興収として歴代新記録となっていた。

今回新たな金字塔を打ち立てた韓国においては、公開から19日間で3,052,179人を動員し、約23.9億円の興行収入を記録。Korean Film Council調べでの韓国の歴代日本映画動員ランキングによると、従来は『ハウルの動く城』(301万人、約14億円)、『千と千尋の神隠し』(220万人、興収データなし)、『崖の上のポニョ』(150万人、約6.8億円)とスタジオジブリの宮崎駿監督による作品がトップ3を独占しており、ここに新海誠監督が新風を巻き起こす格好となった。
『君の名は。』は2004年の『ハウルの動く城』以降、韓国で公開された日本映画としては13年ぶりの初登場第1位作品となっていたが、これでスタートダッシュだけに留まらない新たな記録樹立となった。同国での公開は今後も続くだけに、引き続き記録を伸ばしていくことになるだろう。

既に世界125の国と地域での配給が決定しており、北米でも4月7日からの公開が予定されているというだけに、世界的な『君の名は。』旋風はまだまだ続くことになりそうだ。

『君の名は。』
(C)2016「君の名は。」製作委員会

「君の名は。」韓国で日本映画歴代1位に 「ハウル」抜き305万人動員の新記録

《仲瀬 コウタロウ》

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