集団登校の列に飲酒運転のクルマが突っ込む、交通誘導員が死亡

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1月30日午前7時15分ごろ、島根県益田市内の国道191号で、徒歩で横断歩道を渡っていた集団登校中の小学生に対し、交差進行してきた軽トラックが衝突する事故が起きた。この事故で交通誘導を行っていた73歳の男性が収容先の病院で死亡。9歳男児が軽傷を負っている。

島根県警・益田署によると、現場は益田市久々茂町付近で片側1車線の直線区間。交差点に横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。集団登校中の児童9人は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、軽トラックが減速しないまま交差進行。ボランティアとして交通誘導を行っていた73歳の男性は9歳の男児を逃そうとした際、一緒にはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で翌31日未明に死亡。男児は打撲などの軽傷を負った。クルマを運転していた同市内に在住する62歳の男にケガはなく、呼気から酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたことから、警察は男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して男は飲酒運転の事実を認めており、警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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