ランボルギーニ ウラカン LP580-2…“魂”スイッチで2WDならではの走りを楽しむ[写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
ランボルギーニ ウラカンLP580-2
ランボルギーニ ウラカンLP580-2 全 32 枚 拡大写真

ランボルギーニ『ウラカン』の2WDモデルが、『ウラカンLP580-2』だ。その価格は2280万円である。

搭載されるエンジンは、自然吸気V型10気筒5.2リットルで、最大出力は580hp、最大トルクは540Nmを発揮。その重量は1389kg(乾燥重量)と4WDよりも33kg軽量化された結果、0-100km/hは3.4秒、最高速度は320km/hとなった。

そのエンジンは他のウラカンと同様気筒休止システムが標準装備され、エンジンをフル稼働させる必要のない時は、10気筒のうち5気筒を一時的に休止。アクセルを踏むと、自動で10気筒モードへと切り替わる。これにより11.9リットル/100km(複合燃料消費)、CO2排出量を278g/kmまで削減された。

前後重量配分は40対60にすることでフロント荷重を削減。ステアリングホイール上のANIMA(イタリア語で“魂”の意)スイッチにより、トラクション志向でアンダーステア気味のストラーダモード、若干オーバーステア傾向でスポーティな走りが可能なスポルト、サーキットで最大のパフォーマンスを発揮するコルサという3つのドライビングモードが選択出来、後輪駆動ならではのドライビングを楽しむことが可能になっている。

ターゲットは、より強烈なドライビングエクスペリエンスを求める、あるいは、他ブランドの後輪駆動を所有し、いずれランボルギーニを欲しいと考えているユーザーだという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る