日産自動車、営業益14.3%減…販売台数2.6%増も為替変動が影響 第3四半期決算

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日産自動車グローバル本社(参考画像)
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日産自動車は2月9日、2016年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は8兆2648億円(前年同期比-7.6%)、営業利益は5032億円(-14.3%)、経常利益は5902億円(-6.5%)、純利益は4142億円(-8.5%)だった。

第3四半期連結累計期間の連結売上台数は、399万3000台(+2.6%)。市場別内訳は、国内が34万4000台(-10.0%)、北米が158万2000台(+6.2%)、欧州が54万2000台(+0.4%)、中国が92万9000台(+8.2%)、その他地域は59万6000台(-3.9%)だった。

北米や中国などでの好調な販売で、前年並みの販売台数をキープしたものの、円高が大きく影響。前年度同様の為替レートで算出すれば7646億円(+30.1%)となったはずの営業利益は14.3%減の5032億円と大きく落ち込んだ。

通期連結業績見通しは、売上高11兆8000億円(前年比-3.2%)、営業利益7100億円(-10.5%)、純利益5250億円(+0.2%)とした前回予測を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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