USSは2月13日、2016年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高486億2200万円(前年同期比-3.5%)、営業利益233億5800万円(-7.8%)、経常利益238億3300万円(-7.9%)、純利益は163億7000万円(-0.7%)だった。
主力のオートオークション事業は、東京会場、名古屋会場、九州会場などの開催回数が前年同期より1開催少なかったことなどもあり、出品台数は168万2000台(-2.8%)、成約台数は108万5000台(-4.3%)、成約率は64.5%(-1.1ポイント)となった。事業全体の収入は、前連結会計年度から連結の範囲に含めたジャパンバイクオークションの増収効果があったものの、出品台数減少や成約率の低下などにより前年同期実績をわずかに下回った。
中古自動車買取専門店「ラビット」は、買取台数が減少したことなどから減収減益。事故現状車買取販売事業は、取扱車両の価格が上昇したものの、台当たり粗利益が減少したことなどから増収減益となった。
通期業績見通しは、売上高668億円(前期比-2.6%)、営業利益317億円(-8.1%)、経常利益323億円(-8.3%)、純利益222億円(-1.2%)とした前回予想を据え置いた。