メルセデス、EVフルライン化へ…2025年までに10車種以上

エコカー EV
メルセデスベンツ・ジェネレーション EQ
メルセデスベンツ・ジェネレーション EQ 全 4 枚 拡大写真

ドイツの高級車、メルセデスベンツが、EVの車種ラインナップを一気に拡大させることが分かった。

これは2月上旬、メルセデスベンツを擁するダイムラーが、2016年通期決算の発表の場で明らかにしたもの。「2025年までに、10車種以上のピュアEVを発売する計画」と公表している。

このEV拡大計画と重要な関係があるのが、2016年に立ち上げた新ブランド、「EQ」。同ブランドは、電動パワートレーン車に特化しているのが特徴。EQの最初のコンセプトカー、『ジェネレーション EQ』は、メルセデスベンツ『GLEクーペ』や『GLCクーペ』と同様、SUVクーペとしてデザインされていた。

ジェネレーション EQは、2個の強力なモーターを搭載。最大出力408ps、最大トルク71.4kgmを引き出す。このパワフルなモーターのおかげで、0-100km/h加速5秒以下の性能を発揮する。二次電池は、蓄電容量70kWhという大容量のリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大500km走行できる実用性を持つ。

ダイムラーは、今後のEV計画について、「スマートから大型SUVまで、すべてのセグメントに投入する」とコメントしている。

《森脇稔》

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