日産米国販売6.2%増…SUVは24%増 1月

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日産自動車の米国法人、北米日産は2月上旬、1月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は11万2319台。前年同月比は6.2%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

11万2319台のうち、乗用車は前年同月比9%減の5万1862台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同月比24%増の6万0457台と好調が続く。

日産ブランドの1月実績は、10万0761台。前年同月比は3.6%増と、3か月連続で増加した。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が、1万8931台。前年同月比は14.6%減と、4か月連続のマイナスとなった。『セントラ』は1万3444台を販売。前年同月比は16.7%減と、6か月連続で減少した。『ヴァーサ』は8870台で、前年同月比は10.8%減と、6か月連続のマイナス。最上級セダンの『マキシマ』は、前年同月比15.3%減の3738台と、3か月ぶりのマイナス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(『エクストレイル』の兄弟車)が、1月の新記録の2万8760台を販売。前年同月比は45.5%増と、改良新型モデル投入の効果で、3か月連続で増加した。中型SUVの『パスファインダー』も、12.9%増の7281台と、1月の記録を更新。『ムラーノ』は、20.9%減の4363台と、マイナスに転じた。

インフィニティブランドは、前年同月比35.8%増の1万1558台と、5か月連続で増加。主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)は3206台で、前年同月比は10%増と、2か月連続のプラス。SUVの『QX60』は、前年同月比7.7%減の2189台と、7か月連続で減少した。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、改良新型モデル投入の効果で、前年同月比21.3%増の1206台と前年超えが続く。

日産自動車の2016年米国新車販売は、156万4423台と新記録。前年比は5.4%増だった。

《森脇稔》

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