【スズキ ワゴンR 新型】高級感もプラスしたスポーティカスタム「スティングレー」[写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
スズキ ワゴンR スティングレー
スズキ ワゴンR スティングレー 全 36 枚 拡大写真

『ワゴンR』のスポーティモデルとして設定されている「スティングレー」も今回のフルモデルチェンジで新型へと移行した。

標準のワゴンRに採用されるパワーユニットは、自然吸気エンジンと自然吸気エンジン+モーターの2種類だが、ワゴンRスティングレーにはターボエンジン+モーターも用意される。

各グレードのパワーユニットは「L」が自然吸気エンジンが52馬力の3気筒エンジン、「ハイブリッドX」が3気筒の52馬力のエンジンに3.1馬力のISGと呼ばれる発電機&モーターの組み合わせ、「ハイブリッドT」が64馬力のターボエンジンに同じく3.1馬力のISGの組み合わせ。ISGはオルタネーターの容量をアップしたもの。駆動用のバッテリーはリチウムイオンで、助手席下に収められている。トランスミッションはCVT。このISGの採用によって、モーターによるクリープ走行が可能となった。

ワゴンRスティングレーのスタイリングは縦長で後退したヘッドライトと横長の開口部を2つ持つ大型のグリルが特徴的。リヤコンビランプもクリアタイプとなっていて、標準のワゴンRとは大きく差別化されている。ワゴンRが標準タイプで、ワゴンRスティングレーがスポーティタイプという位置づけは今も変わりはないが、さらに高級感がプラスされている。これはスタイリングだけでなく、防音材の採用部位の違いなどにも表れている。

車両本体価格は自然吸気エンジンを積むLのFFが129万3840円、4WDが141万4800円。自然吸気エンジン+モーターのハイブリッドX・FFが148万8240円、4WDが160万9200円。エンジン+モーターのハイブリッドTはFFが165万8880円、4WDが177万9840円となっている。

Lグレードにはデュアルセンサーブレーキサポートやヘッドアップディスプレイなどがセットになったセーフティパッケージ装着車が用意され5万9400円高の価格設定となるが、ハイブリッドXとハイブリッドTはこのセーフティパッケージを標準で装備。なお、セーフティパッケージは標準タイプのワゴンRの自然吸気エンジン(ISGレス)のFAでは選択不可。ハイブリッドでなく、セーフティパッケージを選びたいならスティングレーLを選ぶしかない。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  2. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  3. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  4. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  5. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  6. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  7. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  8. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  9. [15秒でわかる]トヨタ『4ランナー』新型…オフロード仕様のTRDプロを設定
  10. 【NLS第1-2戦】NLS耐久シリーズ開幕戦で優勝!「PROXES Slicks」でニュルを快走、週末の24時間耐久予選レースにも期待PR
ランキングをもっと見る