ボルボ XC60 新型、3つのドライバー支援システム初搭載…完全自動運転へのステップ

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ボルボXC60新型のドライバー支援システム
ボルボXC60新型のドライバー支援システム 全 4 枚 拡大写真

スウェーデンのボルボカーズは2月28日、新型『XC60』に3種類のドライバー支援システムを初搭載すると発表した。

一つ目がボルボの安全装備、「シティセーフティ」。新型XC60では、ステアリングサポート機能付きに進化した。自動ブレーキだけでは衝突が回避できないと車両が判断した場合、自動的にステアリングホイールを切って、衝突を避ける。

二つ目の「Oncoming Lane Mitigation」も、新型XC60に初採用の安全装備。これは、車線を逸脱して対向車と衝突する危険性が出た場合、ステアリングホイールを自動的に操作して、元の車線に戻してくれる。

三つ目の「ブラインドスポットインフォメーションシステム」は、ドライバーの死角に他車がいることを警告。衝突する危険性がある場合には、ステアリングホイールを自動的に操作して、衝突を回避する。

ボルボカーズの安全センターのマリン・エークホルム上級ディレクターは、「3種類のドライバー支援システムは、完全自動運転の実現に向けた明確なステップ」と述べている。

《森脇稔》

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