BASF、営業利益6%減…ガス取引・貯蔵事業の売却が影響 2016年通期決算

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BASFは、2016年通期(2016年1~12月)の業績を発表。売上高は前年比18%減の576億ユーロ(約6兆9120億円)となった。

販売量は同2%増だったが、前年101億ユーロ(約1兆2120億円)の売上があったガス取引・貯蔵事業の売却によるポートフォリオ変更で大幅な減収となった。

特別項目控除前営業利益は、同6%減の63億ユーロ(約7560億円)。農業関連製品部門は前年の水準を維持、化学品事業も大幅な増益となったが、石油・ガス部門が価格の下落や天然ガス取引・貯蔵事業の売却で大幅な減益となった。純利益は前年の同2%増の41億ユーロ(約4920億円)だった。

2017年通期については、特別項目控除前営業利益で前年比微増を目指す。化学品部門は前年並み、高性能製品部門、機能性材料部門、農業関連製品部門は微増となる見込みだが、石油・ガス部門は大幅増となると予測している。

《纐纈敏也@DAYS》

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