【スズキ ソリオハイブリッド】スズキらしい身の丈にあった初のフルハイブリッド[写真蔵]

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スズキ ソリオハイブリッド
スズキ ソリオハイブリッド 全 28 枚 拡大写真

スズキが昨年11月に追加した『ソリオハイブリッド』はスズキ車としては初のフルハイブリッドシステムを採用したモデル。

現在のソリオ系のグレード名はフルハイブリッド、マイルドハイブリッドともにハイブリッドというネーミングが使われているのが少し紛らわしい。ソリオ、ソリオバンディットともにグレード名に「S」が使われているものがフルハイブリッドモデルで、ソリオの場合はハイブリッドSZ、ハイブリッドSX、ソリオバンディットの場合はハイブリッドSVがフルハイブリッドモデルだ。

基本的なパッケージングはマイルドハイブリッドやモーターレスのエンジン車と同じ。マイルドハイブリッドの場合は、駆動用のバッテリーが助手席下に収まるが、フルハイブリッドの場合はリヤのラゲッジルーム下に収まる。バッテリーそのもののサイズも小さいので、パッケージング対する影響は最小に抑えられている。

マイルドハイブリッドはISGと呼ばれるオルタネーターを大型化したものを駆動用モーターとして採用していたが、フルハイブリッドではMGUというネーミングの駆動用モーターを装備。減速機を介してアクスルに駆動力を伝えている。MGUは13.6馬力、30Nmのスペックを持つ。ミッションはスズキお得意のAGS(オート・ギヤ・シフト)。これはコンベンショナルなクラッチ付きMTを、自動化したもの。ハイブリッドモデルは、モーターだけでの走行も可能となっているのが大きな特徴だ。

JC08モード燃費は32km/リットルを実現。自動車取得税、自動車重量税は免税、自動車税は75%減税を獲得。車両本体価格は、ソリオハイブリッドが191万7000円~212万2200円。ソリオバンディットハイブリッドが204万6600~210万6000円。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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