【新聞ウォッチ】サウジ国王一行、46年ぶり豪華絢爛の来日…高級ホテル1000室,高級ハイヤー500台以上

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【新聞ウォッチ】サウジ国王一行、46年ぶり豪華絢爛の来日…高級ホテル1000室,高級ハイヤー500台以上
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年3月13日付

●トヨタベア1300円、育児手当増額(読売・1面)

●高齢者事故歯止め期待、改正道交法が施行「新たな認知検査」始まる(読売・38面)

●宅配3社一括配送強化、ヤマト・佐川・郵便、高層ビル内(毎日・1面)

●日・サウジ経済協力深化、企業進出へ特区新設、首相・国王会談で合意へ(日経・1面)

●自動車業界、1901年の再来、次の本命見極める目を(日経・5面)

●高速道劣化AIで検知、補修の緊急度を判断(日経・39面)

ひとくちコメント

豪華絢爛、こんなにスゴ~イ「大名旅行」は見たこともない。世界最大級の原油輸出国のサウジアラビアのサルマン国王が日本へ公式訪問のため、羽田空港に到着した。サウジ国王の来日は46年ぶりだそうだ。

その光景は、すでにテレビのニュース映像などでも取り上げているが、皇太子さまが羽田空港で出迎える中、サウジから事前に運び込まれていた専用のエスカレーター式のタラップを使って降り立った。1000人を超えるとみられる大訪団も同行し、すでに、約10機の飛行機に分乗して相次いで日本に到着したという。

さらに、羽田からは移動用の高級ハイヤー約500台を準備、そのナンバーも東京近郊ばかりでなく、大阪などの地方のナンバーも多く、全国からチャーターしているとみられる。一行は、予約済みの都内の高級ホテルなど約1000室以上に宿泊し、15日まで滞在するという。

きょうの各紙も「1000人超の大訪問団、サウジ国王が46年ぶり来日」(東京)などと報じている。このうち、日経は1面トップで「日・サウジ経済協力深化、企業進出へ特区新設」とのタイトルで「日本とサウジアラビアの経済関係が新たな段階に入る」と取り上げた。

それによると、「サウジのサルマン国王との間で日本企業の進出を促すために同国に経済特区をつくることで合意し、トヨタ自動車やJXグループ、3メガバンク、東京証券取引所などが経済面で協力する」としながら「日本への原油輸出に偏った貿易構造から脱却し、遅れていた日本企業の進出が本格化する」と伝えている。

一方で、きょうの各紙には「トヨタベア1300円前年割れ」などと、2017年春闘でトヨタ自動車の労使交渉が事実上、決着したという記事も報じられている。これが日本経済の現実のようだが、セレブすぎる「サウジ国王御一行」の話題と紙面で読み比べるには余りにもやるせない思いがする。

《福田俊之》

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