独シェフラー、シンガポールの大学と共同研究…次世代モビリティ開発へ

自動車 ニューモデル モビリティ
電動アシスト自転車と小型EVの中間サイズと移動距離を実現するシェフラーのBio-Hybrid
電動アシスト自転車と小型EVの中間サイズと移動距離を実現するシェフラーのBio-Hybrid 全 2 枚 拡大写真

ドイツの自動車部品大手、シェフラーは3月20日、スマートモビリティデバイスを中心とした大都市向けソリューションの開発に向けて、シンガポールの南洋理工大学との共同研究所を設立した、と発表した。

新しい共同研究所では、未来の大都市向けのパーソナルモビリティやインテリジェントな交通システムについて、さまざまな側面から研究が行われる。

また、この研究プロジェクトでは、シンガポールのパーソナルモビリティデバイスに対するユーザーの行動や、ユーザーの安全性とラストマイルの利便性を向上できるポータブルスマート技術の開発などを研究対象とする。

さらに、シェフラーと南洋理工大学は、パーソナルモビリティデバイスが、業界標準のワイヤレス通信技術であるV2Xを使用して、交通インフラや周囲の車両とシームレスに安全にやり取りできるようにするアプリケーションを開発していく。

シェフラーは、「電車を降りた後にスマートユニットを搭載した電動キックボードに飛び乗り、危険検知機能付のナビゲーションに従って帰宅したり、買い物の際にはこの電動キックボードをスマートカートに変形させて使用するような次世代のパーソナルモビリティデバイスが、まもなく実現する可能性がある」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  2. 日産、国内外7工場閉鎖へ、エスピノーサ社長「厳しい目で精査した」[新聞ウォッチ]
  3. 日産が経営再建計画「Re:Nissan」を発表---7工場閉鎖、2万人削減、2026年度黒字化
  4. ハイブリッドとガソリンで顔が違う!新型トヨタ『カローラクロス』米国発表
  5. 【シトロエン C4 新型試乗】“もうひとつのダンパー”がなかなかいい仕事をしている…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る