2030年の自動車モビリティ調査、都市部では「ロボットタクシー」普及…英ADL

自動車 テクノロジー ITS
アーサー・ディ・リトルの調査レポート「The Future of Automotive Mobility」
アーサー・ディ・リトルの調査レポート「The Future of Automotive Mobility」 全 1 枚 拡大写真

英国ロンドンの調査会社、アーサー・ディ・リトル(ADL)は3月29日、調査レポート、「The Future of Automotive Mobility」を発表した。

このレポートは、顧客や業界関係者、政府関係者など、6500名の世界的調査に基づき、電気モビリティ、カーシェアリング、自動運転という大きな流れが、将来の世界の自動車のエコシステムや販売にどのような影響を与える可能性があるのか、検証したもの。

レポートによると、11の大都市圏が2030年までに、新しい形の都市モビリティを形成。世界の自動車販売台数は、現在よりも39%増加し、年間1億2100万台に達し、52の先駆的都市では、販売台数は34%増加し、1億1900万台に到達するという。

また、自動運転については、都市では「ロボットタクシー」が普及すると予想。100近い大都市の実際のモビリティデータに基づき、ADLはロボットタクシーがモビリティ挙動や自動車販売台数に与える影響をシミュレートしている。

ADLの自動車部門パートナー、クラウス・シュミッツ氏は、「このレポートでは自動車サプライヤーのピラミッド内において、新たな役割がどのように作られつつあるかを詳細に紹介した。電動ドライブトレインへの転換や、ソフトウェアの重要性の高まりが、さらなる検討要素になるだろう」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  6. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  9. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る