デンソーは3月29日、国内生産体制強化の一環として、グループ会社であるデンソー岩手に新工場を建設し、生産を拡大すると発表した。
デンソー岩手では、従来から生産している半導体ウエハや今年6月から生産開始予定の半導体センサーに加え、新工場で新たに自動車用メーター等の生産を計画している。
新工場建設と生産拡大に伴う投資額は、2020年までに約100億円を予定。2017年10月に着工し、2018年10月に完成、2019年5月から順次生産を開始する計画で、従業員数は現在の約600人から2020年には約1000人まで増加する見込みだ。
デンソー岩手は新工場建設により、半導体ウエハの専業拠点から、デンソーグループのエレクトロニクス製品生産の一翼を担う拠点となる。