滋賀県甲賀市の「忍者ICOCA」ネットで高額取引

鉄道 行政
甲賀市が作成したオリジナルICOCAのイメージ。忍者のイラストが描かれている。
甲賀市が作成したオリジナルICOCAのイメージ。忍者のイラストが描かれている。 全 1 枚 拡大写真

滋賀県甲賀市が市民に交付している交通系ICカードが、ネットオークションで高額で取引されている。甲賀市は交付したICカードを適切に利用するよう、同市ウェブサイトで呼びかけている。

甲賀市は滋賀県南部に位置する人口約9万人の市。信楽焼や甲賀忍者の里として知られ、JR西日本の草津線と信楽高原鐵道、近江鉄道が通っている。このうち草津線は、草津~貴生川間でJR西日本のICOCAなど全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードを利用できる。2018年春には、利用できる範囲が草津~柘植間の全区間に拡大する予定だ。

甲賀市の呼びかけによると、草津線の利用促進やICカードの普及啓発などを目的に、忍者のイラストをあしらったオリジナルICOCAカードを作成。今年3月から市内の子育て世帯など約1万5000世帯を対象に給付している。一方、ヤフーオークションでは4月14日18時時点で、オリジナルICOCAカードが1~2万円台で約10件出品されている。

甲賀市は「残念ながら一部でインターネット等を通じて販売されている事例もあり本来の趣旨と違った目的で利用されていることから、適切な利用をお願いします」と呼びかけている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る