グーグル(Google)の自動運転開発会社、ウェイモ(Waymo)は4月24日、米国アリゾナ州において、自動運転による移動サービスの公開テストを開始すると発表した。
グーグルはこの8年間、自動運転車のテクノロジーに焦点を当ててきた。何百万マイルもの走行テストを積み重ね、車に高度な運転技術を教え、ソフトウェアの性能を向上させてきた。
ウェイモは米国アリゾナ州で行うプログラムにおいて、自動運転技術の恩恵を受ける人々に着目。日常生活において、一般の人々に自動運転車を使用してもらうことにより、車とどうやってコミュニケーションを取るのか、車内でどのような情報やコントロール系統を確認するのかなど、さまざまなデータを収集する。
ウェイモのジョン・クラフチックCEOは、「できるだけ多くの人に技術を体験してもらいたい。また、自動運転車を、さらに多くの場所で走行させたい」と語っている。