タイヤをはじめ、世界有数の自動車部品サプライヤーとして知られるドイツのコンチネンタルは4月28日、2017年第1四半期(1~3月)の決算(暫定値)を発表した。
同社の発表によると、売上高は、110億ユーロ(約1兆3405億円)。前年同期の98億5000万ユーロに対して、11.7%増加した。
また、第1四半期の調整後の利払い・税引き前利益(EBIT)は、およそ12億ユーロ(約1460億円)。前年の11億ユーロに対して、9%の増益を達成している。
コンチネンタルの2016年通期決算は、売上高が前年比3.4%増の405億4950万ユーロ。純利益は、前年比2.8%増の28億0250万ユーロだった。
コンチネンタル取締役会のエルマー・デゲンハート会長は、「変わりやすい環境において、コンチネンタルは2017年、最高のスタートを切った。素材コストの上昇にもかかわらず、第1四半期の業績は、通年での野心的な目標の達成に向けての順調な足取りを示している」と語っている。