フランスの自動車大手、PSAグループは5月3日、ニュートノミー(nuTonomy)との間で戦略的提携を結び、シンガポールにおいて自動運転車の公道テストを行うと発表した。
ニュートノミーは、米国のマサチューセッツ工科大学から生まれたスタートアップ企業。新しいモビリティソリューションの開発を、積極的に支援している。
今回の両社の戦略的提携では、PSAグループ傘下のプジョーのSUV、『3008』をベースに、ニュートノミーが、自動運転に必要な専用のセンサーやコンピュータープラットフォーム、ソフトウェアをインストール。9月からシンガポールにおいて、公道テストを開始する。
PSA グループのAnne Laliron氏は、「このコラボレーションは、完全自動運転に向けた重要なステップ。顧客にさまざまなモビリティソリューションを提供できる」と語っている。