ボッシュへの集団訴訟、和解を裁判所が最終承認…VWの排ガス問題

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲンのターボディーゼル「2.0TDI」エンジン
フォルクスワーゲンのターボディーゼル「2.0TDI」エンジン 全 1 枚 拡大写真

ドイツの自動車部品大手、ボッシュは5月18日、フォルクスワーゲングループの排ガス不正問題に関して、ボッシュに対する集団訴訟での和解が、米国の裁判所から最終承認されたと発表した。

今回の集団訴訟は、米国で販売されているフォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェの一部ディーゼル車の排ガス不正問題において、ボッシュのエンジン部品が使用されていたために起こされていたもの。

対象になるのは、フォルクスワーゲンとアウディの2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル車(2009~2015年モデル)、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェの3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル車(2009~2016年モデル)。

和解においてボッシュは、原告または賠償責任の申し立てのいずれの事実も認めずに、総額3億2750万ドルを支払うことに同意した。

ボッシュは、「ボッシュに対して係争中の民事訴訟手続において、最も重要な部分を解決するもの」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る