【パイクスピーク2017】アキュラ TLX、オープンクラスを新記録で制す

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アキュラTLX GT
アキュラTLX GT 全 2 枚 拡大写真

6月26日、米国コロラド州で「第95回パイクスピーク国際ヒルクライム」の決勝レースが開催され、ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラの『TLX』がオープンクラスを新記録で制した。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで、1916年から開催されており、世界で最も有名なヒルクライムレース。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。標高はスタート地点が2800mで、ゴール地点が4300m。標高差1500m、コーナー数156、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、パワーが約30%ダウンするという過酷なモータースポーツ。

アキュラは2017年のパイクスピークに『TLX GT』を投入。米国向けのアキュラおよびホンダ車に、広く搭載されている3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンをベースに、モータースポーツ用の「TLX GT」プログラムの技術を導入。2個のターボチャージャーが追加されたV6エンジンは2014~2016年シーズンの「ピレリワールドチャレンジ」参戦マシンと基本的に共通。エンジンのソフトウェアも専用となる。外観は大型リアウイングなどにより、エアロダイナミクス性能を高めた。

このTLX GTが、6月26日の決勝レースにおいて、オープンクラスを9分33秒797の新記録で制した。ドライバーのPeter Cunningham選手は、「アキュラ TLX GTは、100%の信頼性とスピードを実現していた」とコメントしている。

《森脇稔》

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