東京メトロ、ホームドア全駅整備は8年後…設置計画を決定

鉄道 企業動向
東京メトロ全駅へのホームドア整備完了は2025年度の見通しとなった。写真は浅草駅のホームドア。
東京メトロ全駅へのホームドア整備完了は2025年度の見通しとなった。写真は浅草駅のホームドア。 全 2 枚 拡大写真

関東大手の東京地下鉄(東京メトロ)は6月29日、2025年度までに全ての駅にホームドアを設置すると発表した。東西線の整備完了時期を確定し、千代田線では整備完了時期を前倒しする。

東京メトロは東京都心部を中心に地下鉄9路線を運営。このうち丸ノ内・有楽町・南北・副都心各線は既にホームドアの設置が完了している。銀座線は渋谷駅と新橋駅(渋谷方面ホーム)を除き、2018年度上期までに整備を完了させる予定で工事が進められている。渋谷駅と新橋駅(渋谷方面ホーム)は両駅の大規模工事終了後に整備される予定だ。

それ以外の路線は、従来の設置計画では千代田線(整備済みの北綾瀬・綾瀬両駅除く)が2020年度、日比谷線が2022年度、半蔵門線が2023年度に、それぞれ整備を完了する予定としていた。一方、東西線は全駅の整備完了時期が未定とされていた。

東京メトロは今回、東西線の整備完了時期を2025年度に決定。千代田線の整備完了時期は2019年度に変更し、従来の計画より1年前倒しした。これにより、2025年度末までには東京メトロの全ての駅にホームドアが整備される見通しとなった。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る